NEWS TRACEがニュースの記録(TRACE)を作成・更新するにあたって大切にしている考え方を、ここで公開します。運営者自身への戒めであると同時に、読者の皆さまに安心してご利用いただくためのお約束でもあります。
1. 確認できていることと、まだ確認できていないことを分けて伝える
報道の内容をそのまま断定的に書くのではなく、「確認済み」なのか「まだ確認できていない」のかを区別して記載することを、最も大切にしています。単一の情報源しかなく裏取りができていない内容は、情報源の確からしさを「未確認」として扱います。
2. 表記のルール
- 逮捕段階では「容疑者」、起訴後は「被告」と表記し、判決が確定するまでは「犯人」といった断定的な表現は使いません。
- 実名は、元の記事で実名報道されている場合にのみ使用します。元の記事が匿名報道の場合、実名を補って記載することはありません。
- 死亡・負傷・逮捕・起訴・判決・容疑者の特定・事故原因など、重大な事実については、記事に明記されている内容のみを記載し、推測を事実であるかのように書き加えることはありません。
3. 情報源の確からしさの表示
タイムラインの各項目には、その情報がどの程度確からしいかを、以下のいずれかで示しています。
- 確認済み:公的機関の発表や、複数の情報源で確認できている内容
- 報道あり:報道機関が報じているが、公式な発表など一次情報での確認までは取れていない内容
- 未確認:単一の情報源しかなく、裏取りができていない内容
4. 情報が食い違う場合
複数の情報源の内容が食い違う場合、どちらかに決めつけることはせず、「情報が分かれています」として両方の内容を明示します。
5. AIと人間の役割分担
NEWS TRACEでは、記事の作成にAI(Claude)を利用しています。新しいTRACEの作成・公開や、既存のTRACEへの続報の追記は、AIが、この編集方針に沿って行います。1件ごとに人が公開前に確認しているわけではありません。
そのため、次の仕組みで正確さを保っています。
- 上記1〜4のルール(推測を事実として書かない、単一の情報源は「未確認」として扱う、等)をAIに厳格に適用させています。
- 被害者が特定されうる情報(学校名・詳しい場所など)は書かないようにしています。
- 一部の記事には「要確認」の印がつき、運営者が管理画面で内容を確認できるようにしています。
- 運営者が、公開後の内容を確認し、誤りがあれば修正します。
AIが誤りを含む内容を公開してしまう可能性はゼロではありません。誤りを見つけた場合は、下記の方法でお知らせください。
6. 誤りに気づいた場合・訂正について
細心の注意を払って作成していますが、誤りが完全にないことを保証するものではありません。内容に誤りがあると思われる場合は、各TRACEページの「誤りの報告はこちら」、またはお問い合わせフォームよりご連絡いただけますと幸いです。確認のうえ、必要に応じて内容を訂正します。
事実の誤りを訂正した場合は、原則として、該当するTRACEのタイムラインに訂正した旨を記載します。
7. 記事の修正・削除のご依頼
事件・事故などの記事に関して、事実と異なる内容、または個人のプライバシーを侵害するおそれのある内容についてのご指摘や、修正・削除のご依頼は、お問い合わせフォームから受け付けています。ご本人・ご家族・関係者の方は、その旨をお書き添えください。
内容を確認したうえで、修正・非公開などの対応を検討します。ご依頼のすべてに応じることをお約束するものではありませんが、真摯に対応します。個人運営のため、返信までにお時間をいただく場合があります。
8. 更新について(続報の確認頻度と、終了・経過観察の基準)
NEWS TRACEは速報ではなく、「その後」を追いかけることを目的にしています。続報の確認は、原則として週に2回ほど行います。すべての出来事を毎回確認するわけではなく、影響の大きさに応じて確認の間隔を変えています。
- 影響が大きい出来事:毎回確認します。
- 地域限定など影響が比較的小さい出来事:数日〜2週間ほど間隔をあけて確認します。動きが続かない場合は、さらに間隔を延ばします。
- 判決日や公判日など、次の動きの日が分かっている場合は、その日に合わせて確認します。
各TRACEには、状況に応じて次のいずれかの「追跡状況」を付けています。
- 追跡中:続報を確認している状態です。
- 経過観察:しばらく動きがなく、個別の確認を減らしている状態です。動きがなくなってから、影響の大きさに応じて、おおむね2週間〜1か月を目安に移します。続報が見つかれば、通常どおり追記して「追跡中」に戻します。
- 終了:結末に達した状態です(例:有罪・無罪の確定、不起訴、行方不明者の発見、災害からの復旧完了、制度の実施など)。結末に達してから3日ほど、訂正や追加の報道がないかを見てから移します。
「終了」にしたあとでも、訂正や重要な新事実があった場合は、内容を更新することがあります。
情報源が確認できる範囲で更新しているため、すべての続報を網羅することは保証できません。また、報道が出ない場合は、動きがないまま「経過観察」になることがあります。
制定日:2026年9月21日
改定日:2026年9月30日(5の運用実態への修正、6・7・8の追加)